富山県内の施策状況確認マップ
(策定見込み含む)
【自殺対策】
・富山県自殺対策計画(平成30年4月)
第5章 自殺対策の基本方針 に、「性的マイノリティ」が記載
第6章 施策の体系:いのち支える自殺対策の取組み
(1)事前対応 正しい知識の普及啓発
「性的指向や性自認などを理由とする偏見や差別をなくし、理解を深めるために、自治体職員、人権擁護委員等への研修等を通じて、啓発活動や人権教育を進めていきます。」
・富山県自殺対策計画(案)に対する意見募集の結果について(平成30年4月18日)
パブリックコメントに対する県の考え方(一部抜粋)
・「教員向けの研修会」において、性的マイノリティについても取り扱い、理解を図る
・スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーは連絡協議会において研修を進める
・「正しい知識の普及啓発」に、性的指向や性自認に関する啓発活動や人権教育を進めると追記する
・富山市自殺対策総合戦略(平成31年3月)
第5章「施策と取り組み」基本施策1
「さらに、性的マイノリティへの認知の高まりや、地域で生活する外国人が増えていることから、多様な価値観を互いに認め合っていくことが求められています。」(総合戦略の35ページ目参照)
・いのち支える魚津市自殺対策行動計画(令和元年10月)
第3章 いのち支える自殺対策における取組
2 基本施策
(5)児童生徒への教育 □いじめ防止対策基本方針(学校教育課)
「学校生活でのトラブル、発達障害を含む障がい、外国人又は親族等が外国人であること、性同一性障害や性的志向(※正しくは「性的指向」と思われます)、性自認等を理由として、いじめを受けた子どもが周囲に助けを求められるよう、SOSの出し方教育を推進します。
児童生徒にリーフレットを配布し、いじめにあった際の相談先の情報等を周知します。」
・氷見市自殺対策計画(平成31年3月)
第5章 いのち支える自殺対策の取り組み
重点施策 生活困窮者対策「生活困窮に至る背景には失業などの経済的な問題だけでなく、虐待、性暴力被害、依存症、性的マイノリティ、知的障害、発達障害、精神疾患、介護、多重債務、引きこもりなど多様な問題を複合的に抱えることが多い傾向にあります。」
・「氷見市自殺対策計画」(素案)に対するパブリックコメントの実施結果について(2019年3月)
「ご提案のとおり性的マイノリティに対する正しい知識や理解を深めるための啓発は重要であると考えております。計画(案)では、性的マイノリティに言及した記載はありませんが、今後、性的指向や性自認などを理由とする偏見や差別をなくし、理解を深めるためにゲートキーパー養成研修や教職員を対象とした研修を通して正しい知識の普及啓発に努めるとともに誰でも相談しやすいよう相談窓口の周知に努めてまいります。」
・滑川市自殺対策計画(平成31年3月)
第7章 基本施策別事業・取組
7 地域全体の自殺リスクの低下
(2)事業・取組
項目 ⑧性的マイノリティへの理解促進
事業・取組 性的マイノリティへの理解促進
内容「性的指向や性自認などを理由とする偏見や差別をなくし、理解を深めるための普及啓発を行います。」
担当課等 福祉介護課
第7章 基本施策別事業・取組
7 地域全体の自殺リスクの低下へ、新たに「⑧性的マイノリティへの理解促進」と項目を設け、「性的指向や性自認などを理由とする偏見や差別をなくし、理解を深めるため普及啓発を行います。」(33頁)とした内容を追記いたします。
・黒部市自殺対策推進計画(2019年3月)
「黒部市自殺対策推進計画(案)」市民パブリックコメントの結果公表(2019年3月)
「計画(案)では、性的マイノリティの記載はありませんが、県や市が主催する研修会を通じて、支援者となる人材や住民が性的指向や性自認についてより一層理解を深め、多様な価値観を認め合い、偏見や差別のない市の実現を目指します。」
・砺波市自殺対策計画(平成31年3月)
基本施策3 市民への啓発と周知
個別施策3-3 講演会・イベント等による市民への理解促進(47ページ)
事業・取組 人権啓発事業
事業内容「DV、セクシュアルハラスメント・パワーハラスメント、いじめ、虐待、性的マイノリティ等に対する人権問題や人権意識を高めるため、講演会や学校等における普及啓発活動を行います。」
所管課 総務課
・いのち支える小矢部市自殺対策計画(2019年3月)
基本目標1 生きることの促進要因(自殺に対する保護要因)への支援
(3)こころの健康と生きがいづくりの推進
重点取組事業
事業名「思春期教育(ヤングヘルスセミナー)」
事業内容「産婦人科などの専門医・助産師等の専門職を講師として公立小・中・高等学校に派遣し、児童生徒に思春期特有の心身の不安や悩み、性に関する指導、性の多様性、命の大切さ等思春期教育の充実を図る。また、教育総務課とも情報共有し、連携して効率的に進めていく。」
担当課 健康福祉課、富山県砺波厚生センター小矢部支所
基本目標2 生きることの阻害要因(自殺のリスク要因)の減少
(2)相談窓口・支援体制の充実
重点取組事業
事業名「保健師等による家庭訪問、健康相談」
事業内容「乳幼児から高齢者、その他地域におけるハイリスク者*を対象にこころや身体の健康相談を行い、必要な人には、適切な支援へとつなぐ。*ハイリスク者:心身の病気、依存症、ひきこもり、性的マイノリティ、重篤な慢性疾患、障害者、介護者など」
担当課 健康福祉課、社会福祉課
(3)子どものSOSの出し方教育の推進
重点取組事業
事業名「思春期教育(ヤングヘルスセミナー)」(基本目標 Ⅰ(3)と同じ)
資料編の用語集に、「性的マイノリティ」の項目が設けられる。
・南砺市自殺対策計画(平成31年3月)
2 現状から見えた課題(17ページ)
(1)悩んでいる人に気づき、相談窓口につなぐ人材の育成
「自殺の背景には精神保健上の問題だけではなく、過労や生活困窮、育児や介護疲れ、引きこもり、性的マイノリティなど様々な社会的な要因があることから、南砺市では全庁的に身近な場所で各種相談窓口における相談事業等を展開してきましたが、まだ年間10人以上の尊い命が自殺によって失われている現状にあります。」
・「南砺市地域支えあい いのちを守る自殺対策計画(案)」についてのパブリックコメントの結果について(2019年3月)
「計画書17ページ中の『2現状から見えた課題(1)悩んでいる人に気づき、相談窓口につなぐ人材の育成』内にも明記させてただくとともに、人材育成の取組みの中で、ゲートキーパー研修や相談窓口職員に対する研修において、性の多様性についても取り扱い、理解を図っていきたい。
また学童思春期保健事業においては中学1年生を対象に性の多様性について既に盛り込んで実施をしておりますが、子どもたちだけではなく大人(教職員、保護者らのPTA関係者、いじめを含む相談の関係者等)を対象にした理解促進の対策を行う必要があると考えます。」
・朝日町自殺対策計画(令和元年 月)意見募集
第4章 自殺対策の基本方針
2.関連施策との有機的な連携を強化して総合的に取り組む
「自殺の要因となり得る生活困窮、児童虐待、性暴力被害、ひきこもり、性的マイノリティ等、関連の分野においても同様の連携の取組みが展開されています。連携の効果を更に高めるため、様々な分野の生きる支援にあたる人々がそれぞれ自殺対策の一翼を担っているという意識を共有することが重要です。」
【富山県自殺対策民間団体等取組強化事業】
・令和3年度の補助事業として、レインボーハート富山の事業が採択されました。
・令和2年度の補助事業として、レインボーハート富山の事業が採択されました。