第13回 全国若者・ひきこもり協同実践交流会inとやま
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富山大会のお知らせ
【第13回 全国若者・ひきこもり協同実践交流会inとやま】
12月9日(土)・10日(日)
富山大学五福キャンパスにて開かれました。
~各分科会紹介~
① ひきこもる家庭への支援
② 実践としての”住まい”
③ ともにはたらく
④ 論ずるより作って感じる居場所
⑤ 出会い・参加・共働のある地域づくり
⑥ 若者支援と発達・精神障がい
⑦ 現場実践から考える多様な学びへの支援
⑧ LGBTQと家庭・学校・地域の課題
⑨ 官民でひらく若者支援
各分科会で、様々な話し合いや実践紹介、交流等が行われました。
レインボーハート富山は、分科会⑧に参加して実践事例の紹介などをしました。
分科会8の模様紹介
会場には、持ち寄った配布資料や図書、パネルなどを置きました。
メディア撮影OKの人、NGの人で、色分けした毛糸を身につけてもらいました。
(1コマ目)「基礎知識と課題の共有」
分科会の決まりごととして、安心ルールを設け、皆さんに紹介しました。
その後、アイスブレイクとして、紙に自己紹介を書いて、制限時間5分で参加者同士で自己紹介をしていきました。
セクシュアリティの基礎知識を説明した後は、生まれた月の順番で分かれたグループごとに、家庭や学校、地域での孤立や困難の課題を模造紙に書き、その原因を考えました。
他の人や他のグループで出た意見には、なるほどと思うところがいくつもあり、いろんな視点が参考になりました。
プチ情報☆
メンバーの発案で、各グループには、富山の山の名前をつけました。
剱(つるぎ)グループとか大汝(おおなんじ)グループとか。(^-^)
(2コマ目)「実践の共有」
前回までの経緯として、なぜ性を対象とした分科会ができたのかの紹介、東京大会での取り組みの共有や、募集したエピソードの紹介、富山での実践の紹介がありました。
レインボーハート富山は、レポート役を務めた代表の経験談と、富山市との協働事業の紹介をしました。
出来立てホヤホヤの、平成29年度版ポスターやパンフレットも皆さんに見ていただきました。
プチ情報☆
今回の富山大会は、参加者が500名を越え、大盛況に終わったと聞きました。
よかったですね♪
(3コマ目)「なるほど と?(ハテナ)の共有」
ここまでの内容で、なるほど! と思ったことや、ハテナ? と思った疑問点などを出していきました。
そして、当日にネーミングされた「とやまキトキト劇団」による、絵本の朗読劇をしました。心温まるお話だったと思います。
最後に、”これから私たちができること”を、模造紙に書いていきました。
一人ひとりが自分にできることを、焦らず無理せず、協力し合ってやっていけば、何か変わっていくような予感がしてきました。
プチ情報☆
天気予報では二日間とも雨だったのですが、皆さんの熱気のお陰か、やや肌寒くはありましたが、両日よい日和になりました♪
(写真は、オープニングセレモニーでの富山ダルクリカバリークルーズさんの「岩瀬太鼓海岸組」による演奏です)
分科会を終えて
私は、お世話になっている先生に声をかけていただき、5月の実行委員会から参加しました。
当初は「何をすればいいの?」 というところからのスタートで、この大会自体のこともよくわからないまま参加していましたが、少しずつ分科会の内容が見えてきて、何を目標とするか、どんなレポートをしてもらうか、それぞれ何を担当するか等が決まってきました。
協同実践とは、誰か偉い人から教えてもらうというものだけじゃなく、参加しているみんなで、何をどうするか考え、創り上げていく。
それを、毎月参加してきた実行委員会はもちろん、二日間の分科会でも学ぶことが多々ありました。
後夜祭では、ダンスや歌、演奏、全員での合唱、みんなの拍手と笑顔がありました。それを体験して思いました。一人ひとりが自分にできることを自分なりにやればいいんだと。
歌がうまい人、演奏が得意な人、盛り上げるのが好きな人、拍手する人、静かに聞くのが好きな人。段取りを考える人。会場を設営する人。道案内をする人。いろんな人がいて、いろんな参加の仕方がある。
みんなそれぞれに、役割がある。
糸の歌を聴きながら、これまでの準備してきた時間が思いだされ、感極まりそうになりました。他の団体活動もしながらでしたので、大変なときもあったし、忙しくてそれどころではない時もありました。
でも、数か月間一緒に準備してきた皆さんや、二日間でお会いできた皆さんと、これからも何かやっていけそうな予感がします。きっと、実現するでしょう。
本部の皆さんや、分科会に来てくださった皆さん、遠いところから参加してくださった皆さんにも、本当に感謝しています。
今回いただいた縁を大切にしていきたいと思います。これからもよろしくお願いいたします。
(代表 さわ)