富山県内の施策状況確認マップ
【申請書・証明書等への配慮】
・「その性別欄、必要ですか?」のリーフレットが作成される(令和3年)
県民生活課が作成したこのリーフレットは、申込書やアンケートなどを記入するときに困っている人がいることを紹介し、性別欄を削除しても支障がないものは削除したり、削除できなくても性別欄の記入の仕方を工夫することができることを、いくつかの例を示して伝えています。
配布されていたリーフレットをPDFで取り込んだものがこちらです。原本をご希望の方は県庁へお問い合わせください。
・印鑑登録証明書の性別欄について
<すでに削除済み(5市)>※
砺波市、南砺市、高岡市、氷見市、小矢部市
<2019年11月5日から削除済み(9市町村)>※
射水市、魚津市、黒部市、滑川市、立山町、入善町、上市町、朝日町、舟橋村
(射水市は、2020年2~3月に、コンビニ交付での書面が性別欄の無い証明書となるそうです)
<2020年10月1日から削除済み>
富山市
※については、富山新聞2019年9月19日(木)27面
「広がる性別欄削除」の記事を参考にさせていただきました。
これで、県内のすべての市町村で、印鑑登録証明書の性別欄が削除されたことになります。
【被保険者証への配慮】
・富山市議会 平成30年12月定例会での質疑応答
(上野蛍議員質問)
国民健康保険、後期高齢者医療保険などの被保険者証において、性別は裏面に記載するなどの配慮や、性同一性障害と診断がついた方が通称を使用できるような配慮は現在行われているのでしょうか。
(福祉保健部長)
お尋ねの性同一性障害の方への配慮については、厚生労働省から、平成24年には性別、平成29年には氏名について通知があり、被保険者からの申し出があって、保険者がやむを得ないと判断した場合には、裏面を含む被保険者証全体として、戸籍上の性別、氏名を確認できれば表記方法を工夫しても差し支えないとされたところでございます。
本市におきましても、この国からの通知に基づいて、性別については、被保険者証の表面の性別欄に裏面参照と記載し、裏面の備考欄に戸籍上の性別を記載しております。
また、氏名については、表面の氏名欄に通称名を記載し、裏面の備考欄に戸籍上の氏名を記載することとしております。
【上記の手続きについて市に問い合わせたところ、富山市保険年金課 賦課係さまからお返事がありました(2019.2/20)】
1.保険証の種類について
被保険者証等の性別や通称名の記載につきましては、下記のものが対象となります。
・被保険者証
・短期被保険者証
・資格証明書
・高齢受給者証
・限度額適用認定証
・標準負担額減額認定証
・限度額適用・標準負担額減額認定証
・特定疾病療養受療証
2.届け出窓口について
平日の8:30~17:15
保険年金課14~16番窓口(市役所東館1階)
各行政サービスセンター地域福祉課
3.届け出時に必要なもの
申請手続きには次の4点が必要となります。
・医師の診断書等の性同一性障害を有することを確認できる書類
・通称名が社会生活上日常的に用いられていることを確認できる書類
(勤務先または学校等の発行する身分証明書、通称名で受領している郵便物、公共料金の請求書など)
・窓口に来られた方の運転免許証など身分確認できるもの
・本人の被保険者証等
(本人が世帯主の場合は、本市国民健康保険に加入している同一世帯全員の被保険者証)
4.広報について
他市の状況を参考に、ホームページ等への掲載について検討してまいりたいと考えております。
⇒【国民健康保険被保険者証等の氏名及び性別表記について】(富山市ホームページ)(2019年4月追記)
届け出方法や配慮の内容等について、説明が記載されています。
以上です。
不明な点は、担当の方までご連絡くださいとのことです。
【お問い合わせ先】富山市役所保険年金課 賦課係